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新しく買った点字の腕時計(追記あり)

39年も身に着けてきた、セイコーの点字の腕時計。
蓋を開けると点字の文字盤と針が指で読めるようになっています。

それが数カ月前に止まってしまい、電池交換に美瑞穂と家電店へ。
しかし、ガラス蓋の傷で交換不可とのこと。
セイコーに問い合わせると、古すぎて同じパーツがないとの回答。

おじいさんの古時計みたいに生涯使ってたかったですが、
とうとう新しく購入することに。
他のメーカーの選択肢もありましたが、やはり長年愛用のセイコーに決めました。

そして、日本点字図書館から、新しい腕時計がやってきました。
商品ページはこちら。

ひゃ〜!さすがに新品は気持ちが良い!
美瑞穂が「ぴかぴかで綺麗だねー!」と。
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新品なので、蓋の開閉などはまだ堅いけど、
同じメーカーなので今までとなんら変わりなく、気持ちも馴染みます。

時計がないと、ライブ中の時間間隔が掴めなくて。
舞監が「巻き」とジェスチャーしても見えないし(笑)。
これで安心。

点字の数字が浮き出る時計もありますが、
私は、針で読んだ方が1日の景色がイメージ出来て好きです。
朝→昼→夕と、針が太陽の動きみたい。

まだ予定はないけど、Apple Watchを持ったとしても使用するでしょう。

届いた日は、初めてエレキギターを買った日と同じ。
これからよろしくね。
ギターの奏法で使ったりせず(笑)。

そして、子供の頃に両親が買ってくれた腕時計。
新しい箱に動かなくなった時計を入れながら、
何時何分の頃はこんなことがあったなー・・・・と。
39年、時の流れを教えてくれて、ご苦労様でした。

記事が一部重複しますが、停まった時のブログ

追記

facebookに沢山のコメントとリアクションを、ありがとうございます。

コメント欄への投稿にもありましたが、
リューズを押すと時間を声で教えてくれる音声時計もあります。
子供の頃にその選択肢もありましたが、授業中には使えないので文字盤にしました。
「あとちょっとで給食かー」と何度も静かに時計を開けていたのを思い出します。(笑)

余談ですが、見えない人との食事の際、
文字盤でお料理の場所を説明するのが分かりやすいとされています。
「8時にご飯、3時にお味噌汁・・・」
ただ、正面からだと、左右逆に説明しちゃわないようにする必要があります。

子供の頃から母もそうしてましたし、
美瑞穂と初めて食事に行った時にその話をして以来、
いまだに分かりやすく説明してくれています。

街で視覚障害者に道案内をして頂く時も、
「駅でしたら、10時方向ですよー。」
などが分かりやすいです。

腕時計からそれましたが、
それぐらい文字盤と日常がリンクしています。

ちなみに、ガラス蓋の傷は、
歩いている時にどこかにぶつけちゃったのが原因っぽいです。
なんだ、ボトルネックじゃないのか。(笑)