ギタリスト田川ヒロアキのブログ。ロックギター人生爆走中!
行ってきました。
訃報を聞いてからずっと呆然として仕事に身が入りませんでしたが、
ツアー前で迷っていたものの、これが最後、
会いに行って、本当に良かったです。
ご家族がお一人お一人に気丈に明るく接しておられていて、
それも孝三さんらしいなーと思いました。
ご家族が一生懸命作られた等身大のパネルや展示の愛機たちを
是非写真に撮ってSNSにアップして下さいと呼びかけていらっしゃいました。
そして、錚々たるミュージシャンの数々の参列で
このまま音楽フェスができるんじゃないかというぐらいの集結でした。
コロナでしばらくお会いできていない方にも一気に再会できたので
孝三さんが会わせてくれたんだなーと。
スタッフやお弟子さんの数も凄かったです。
とってもとっても悲しいんですが、
こんな賑やかながら温かいお別れは
孝三さんの生き方を表しているなと
その偉大さに感動しました。
初めてお会いしたのは2008年、
二井原さんに連れてって頂いたLoudnessのリハーサルスタジオでした。
孝三さんが樋口さんの代役を務めてらしていた時。
同じく、高崎さんとも初対面だったんですが、
高崎さんから手渡されたギターを、私が緊張しながら弾いているのを
孝三さんが面白がって写真を撮ったり。笑
その後、孝三さんが二井原さんに、
「セッションとか誘ってもええんかなー?
譜面とかどないしはってるんやろう?」
「いやー、音源渡したら田川くん覚えるでー。」
とのやりとりをしていたことを聞きました。
そして、デッドチャップリンのステージに呼んでいただいて
チャチャマルさんのギターに苦戦しながら頑張って弾かせていただいたのが初ステージでした。
それから、江川ほーじんさんとの手数セッションを始め、いろんなステージやレコーディングでご一緒させていただきました。
孝三さん、本当に、ありがとうございました!
尽きない楽しい思い出とビートの数々は私たちのこれからの活力になります。
どうか安らかに、と言いたいところですが、
きっと、宇宙でも賑やかにドラムを叩きまくるんでしょうねー。
新たなリズムパターンとか編み出されたりして。
私たちは今日からツアーで大阪へ向かいます。
いろんな思いを持ちながらのツアーになりそうです。