No.2713の日記

美しい合唱の「平和の風」

スタッフブログにも上がってるように、「西武台千葉中学校」での音楽発表会が、埼玉の春日部市民文化会館で行われました。

1〜3年生、3組ずつ、計9組が合唱曲を発表して賞を競います。
私は、この審査員と、30分のミニコンサートでの演奏としてお声がけ頂きました。

経験したことがないんですが、学校を挙げた「音楽発表会」「合唱コンクール」というのがあるんですね〜。
小学部の時に、それらしきのはあったような気がするけれど、賞を競う大会じゃなかったな〜。
1クラスの人数が一桁だったからかな?
なので、美瑞穂に学生時代のことを聞きながら会場へ向かいました。
皆さんのところはありましたか?

春日部文化会館へ到着すると、ステージからリハーサルが聞こえてきました。
それが、なんと「平和の風」でした。
私が「平和の風を練習してる〜!」と言うそばで、何やら美瑞穂がちょっと無言に。

そのあとに、校長・教頭先生がそれぞれご挨拶に来られて、私が
「平和の風を歌って下さってるんですね〜!驚きました。」
と言うと
「あ(笑)、実は田川さんには本番までの内緒にしていたんです。」
と笑ってらっしゃいました。 美瑞穂も大笑い。

そして、教頭先生から、
「どうしても、私たちだと、生徒それぞれに思いがあるのですが、プロの方のお耳で採点していただきたいと思いまして。」
と伺い、審査員としてのご依頼の意味が初めて分かりました。

バンドコンテストの審査員やコラム執筆は何度かやったことはあるので、さほど抵抗はないんですが、今回の経緯がずっとハテナ?でした。
「平和の風」が全校の課題曲だから審査員だったんですね。
のっけからばれてしまいましたが(笑)、みんなで驚かせようと企んでたのが良いですね〜!
こういうの好きです。
しかも、田川先生と呼んで下さる方もいて、ちょっと恥ずかしい。

さて、本番となり、審査員席に着席。
まずは開会式。
校長先生のご挨拶の後、発声練習として、早速「平和の風」が歌われました。
200名以上の中学生による「平和の風」、とても、とってもすてきでした!!
自分の曲なのにそうではないような感覚と感激が入り混じった心境でした。

そして、1年生から3年生と、それぞれABCと9組の合唱が2曲ずつ披露されました。
1曲は課題曲として「平和の風」、もう1曲は、クラス別の自由曲でした。

9組とも、それぞれの個性があって、とても興味深かったです。
かわいくて、きれいな女子の合唱、変声期前後の初々しい男子の合唱。
さらに、各クラスのピアノの子たちが、凄く上手なんです。
合唱用にアレンジされた「平和の風」、原曲より難解になっているんです。
それを一生懸命弾いている9名に感動しました。

この200名以上の12〜15歳、一人一人にいろんな毎日があるんだろうな〜。
どんな思いで歌ってるんだろう?
音楽やスポーツとか、何が得意なんだろう?
好きな人なんていたりして、打ち明けられずにドキドキしてる子もいたりして?
将来はどんな大人になってくのかな?
と、どんどん感情移入していきながら、美しい合唱を聴いていたら、とても採点するなんてできない、と。
でも、教頭先生のお言葉を思い出しながら、感じた点をつけさせていただきました。

最初は、クラシックの演奏会のような雰囲気なのかな?と想像していたら、各クラス代表がトークをして、それが面白かったりするとみんなで賑やかに笑ったり、そんな楽しい会でした。

全クラスが終わり、休憩のあとは、田川ミニコンサートへと移りました。
美しいハーモニーのあとにロックでマーシャル、なんだか心苦しくて。
でも、拍手と歓声で出迎えて下さって、嬉しかったな〜!

クリスマス曲を織り交ぜながら、私が音楽を始めた中学時代の話、夢に向かってきた話などをさせていただきました。
職業の選択が少なかった私は、どうしても音楽を生涯やっていきたい、でも方法が分からない。
そんな少年時代を振り返りながら、譲れない強い気持ちと、たくさんの方々の縁が、ここまでつなげてくれている。
最近、特にそんなことを考えているだけに、すてきな夢を持って生きて欲しいと思う中学生の前で話をする良いタイミングだったのかも。

最後は生徒会から、春を思わせる香りの大きな花束を頂き、拍手で退場しました。

終演後は、集計発表で受賞式が行なわれました。
これがまた盛り上がる盛り上がる。この日を目指して一生懸命練習をしてきたんですものね。
と、楽しく閉会。

人から人へとつながった今回のご縁、スタッフブログを、是非ご覧ください。
この曲を作った10年以上前は、まさかこういう展開になるとは思いもしませんでした。
広めて下さった吉田智子さん、薄井彰子先生に、感謝するばかりです。
しかも、薄井先生も山口県ご出身という、これはもう、そうなるべくしてなったご縁なんだな〜と。

武台の皆さん、平和の風をたくさん歌ってくれて、本当にありがとう。
みんなの歌が、優しい風となって、これからも広がっていくと思います。
今度は一緒にやりましょう。