No.2946の日記

大人になって役立つ子供の頃の経験。

私の初ピアノ記憶は、少し見えていた3歳の頃の親戚宅でした。
ピアノの色は憶えていないけど、当時から仲の良かった従姉妹たちが弾いていたんだと思います。
両親が私にオルガンやピアノを与えてくれたきっかけでもあります。

下関から宇部まで、車で1時間弱にも係わらず家族で行き来をしていました。
同い年の従姉妹とは中学生始めの頃までよく遊んでいました。

ある日、4つ上の従姉妹の部屋に遊びに行った中1の時、聴かせてくれた音楽に耳が停まりました。
アルフィーの「星空のディスタンス」が別バージョンだったことで従姉妹に尋ねたところ、リリースされたばかりのアルバム「THE RENAISSANCE」と教わりました。
B面に回り、数曲聴き進めたところで流れたドラムのイントロにクギヅケ!
今思えば、それが加入したばかりの18歳の長谷川さんが叩く「鋼鉄の巨人」。

数日後、そこの部分がどうしても気になってレンタルレコードに向かったのを今でも憶えています。
アルフィーはもっと前から聴いていたものの、海外のハードロックに夢中になっていた頃だっただけに知らずにいたんですね。
この頃のことが無ければ、現在の「TAGAWA」という形がどうだったのかなと時々思います。
ピアノも含め、従姉妹の貢献度は大きかったのかも。

最近、その従姉妹のお父さん(私の叔父)が他界されてしまい、それをきっかけに、久々にメールをやりとりしました。
お姉さん的な存在の一人で、凄い優等生なのに普通に遊んでくれていたのを憶えています。

私が小さい頃、菓子箱に輪ゴムを張って指はじきしていたり、
ギターを床の上に置いて弾いていたのを憶えていると書いてありました。
当時の私の音楽の原点を知っている人と久々にコンタクトを取った気がします。
叔父が改めて教えてくれたのかも。
タイムマシンで覗いてみたい。(笑)
おいちゃん、えみちゃん、ありがとう。

  『TAGAWA』の結成エピソード

・2007年、東京での和佐田さん企画のイベントで長谷川さんと初共演。
・2008年、二井原さんのソロライブで寺沢さんと初共演。
・2009年、ラウドパークへの出演時、私のリクエストで二井原さんが長谷川さんと寺沢さんへオファー。
・2014年、「TAGAWA」という名でレコーディング開始。
・2015年、「Flying Carpet」 2016年、「Wind」をリリース。