25年前の今日から始まったミュージシャン活動。

周年とか大げさなことではないんですけど、多大な方々への感謝と、
一つの自己的節目と思い投稿します。

私の学生生活は、幼・少・中・高・専と盲学校で過ごしました。
今は「特別支援学校」という名が増えてきてるようですが、「特別ではなく、自然な環境になって欲しい」との思いでまだ慣れませんけど。

近年、見えなくてもＰＣなどを使った職業は増えてますが、当時の選択は非常に少なく、鍼灸やマッサージの免許取得で卒業する人が多かったです。
私は音楽への将来を描いていたので、進路指導の先生方と両親とでの度重なる話し合いが続きました。
前例の無さから不安や反対の教師、何度か書いている顧問の小方先生のように応援して下さる教師。
鍼などの免許は取ったものの、方向は音楽だけを向いていた私。
両親が賛成してくれたからそうできた事に感謝。

そして、２５年前の３月１２日、音楽での仕事の仕方をこれから見つけて行こうと、期待と夢いっぱいと、ほんの少ーしだけの不安を持ちながら卒業して学校を後に。
みんな、エールを送ってくれたなーと懐かしい。

先日、友人を通じて、卒業時の担任の藤原先生からのボイス祝辞メッセージが届いて嬉しかった。

同級生では私だけ仕事が決まっていなかったけど、学生時代からイベント出演をしていたり、地元のマスコミ（ｔｙｓ山口、ＫＲＹ山口、ＦＭ山口）が取り上げて下さっていたおかげで、今後の道を辿って行こうと、音楽の熱意だけは持ってた気がします。

この写真は、学生時代に山本譲二さんとイトコのマー君たちとテレビ共演した時。


その後、卒業して二日後、９３年３月１４日、
三吉さんという音楽仲間でもあり、母校の先輩が、
「紹介したいお店、人たちが居る。」と。
下関から電車で1時間40分の徳山市(現・周南市)へ向かいました。
三吉さんがいろんな仲間を紹介してくれて、その先に向かったのは、
徳山駅から徒歩3分、山崎まさよしさんの出身店でもあることで知られる
「ブギハウス」でした。
下関にはライブハウスが無かったので新鮮でもあり、不思議な感じでもありました。

そこで会ったのは、お店のマスター、ブルースギタリストの森永正志さん。
セッションすることになり、そこで初めて「It's Not The Spotlight」という曲を知りました。
森永さんは「コード進行は２パターンしかないしすぐできるけー。」
とギターを弾き始めました。
何が何だか分からず後をついて弾きました。
場内から拍手歓声が起こり、一気に迎え入れてもらえて嬉しかったのを憶えています。
昨日のライブでは、他界してしまった森永さんを思いながらこの曲を弾きました。

その後、縁も広がり、いろんな人たちが多数のイベントを紹介してくれました。
ブギでのソロライブ、永源山公園、ＦＭ山口、ＫＲＹ山口、周南総合スポーツセンターなど。
これは、スターピア下松(くだまつ)。


自宅では、とにかく曲作りをたくさんしていました。
Free World, Stranger Destroys Arms, Fly Away, Space Walkerを作ったのはこの頃です。
まさか、将来、『TAGAWA』という凄いバンドでこれらを演奏することになるとは。
曲はたくさん作っておくものだなーと。

翌、94年の４月には、ｔｙｓが数年に渡って撮りためていた映像からドキュメント番組が放映。
当時のディレクター有隅さんが成毛滋さんにコンタクトを取って下さいました。
「カメラが来るならけなすからね。」
との成毛さんのご返答にビビっていた有隅さん(笑)。
私は、ラジオのままだなーと成毛さんの声が聞こえてきそうで喜んだんですよねー。

有隅さんがテレビを通じて広めて下さったことは大きく、
放映後の反共が多くて、宮崎県の塾からコンタクトがあり、生徒たちへ届けるコンサートをしに行ったこともありました。
生徒たちからの感想文を、塾の落合先生がテープに録音して下さったのを憶えています。

と、このまま書き進めると膨大な量になるのでこの辺にしますが、
こうして音楽を続けられているのは、周囲の応援、サポート、共演者、
見聞きして下さる大勢の方々のおかげであるのをつくづく実感します。

今日は25年を迎えたことで、先輩の三吉さんへ久々に電話をしてみました。
30年以上の付き合いになります。
昨年の下関のウエディングライブへも来てくれました。

「田川ー、美瑞穂さんと出会って、本当に良かったなー。
長年見てるから、心底そう思う。
お前らの活動は俺らの自慢、星、夢やからね。
今があるのは、自分自身の選択の連続だと思う。」
左が三吉さん、右が私(笑)。

2006年には美瑞穂と出会って、2008年から一緒に東京生活、今年の夏で10年が来ます。
来年は、1STアルバム「Fly Away」をリリースして10年。
美瑞穂が壮大な企画を考えてくれています。
これからも二人でますます広めていきますので、皆さん宜しくお願いいたします！
そして、ありがとうございます！！

25年前の今日の私に言ってやりたい。
「将来、東京で結婚して楽しく夕食しちょるけー音楽頑張りー！」(笑)

• 2018年03月14日（水）
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• 音楽(play)