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榊山敬代さんの日本画展へ♪

先日、渋谷のセルリアンタワーホテル1階で開催中の
榊山敬代さんの個展St.VALENTINEに田川と行って来ました。
会場前に到着して、まず驚いたのが、まるでジュエリーショップ
のような雰囲気であること。

田川に「確かにここだと思うんだけど・・・ちょっと待って・・」
と言って、周りを歩いて他に探してみましたが、やはり立ち止まったそこが
会場で間違いありませんでした。

中に入ると、榊山さんご本人がお出迎えして下さいました。
凛としたとてもお美しい榊山さん、私たちが作品を見始めよう
とすると説明しに来て下さいました。

まず目に入ったのがマーブルチョコをモチーフにした壁掛け、
3点でした。
「えっ!日本画って!!」と日本画のイメージを全く覆された、
斬新でポップでかわいい、そして親しみやすい作品にまず
衝撃を受けました。

そして、まるでチョコレートに命を吹き込まれたかのように
動き出してしまうような感じもあって、女性らしさと遊び心など
も伝わってきました。

そしてその後も一つひとつ、とても丁寧に、田川にも伝わるように
また、素材を触らせて下さったりして、一生懸命に説明をして下さいました。

それぞれのブースにテーマがあって、それは絵を鑑賞という
よりも、ファンタジーの世界に連れていってもらったような
感じでした。

作品以外にも、日本画の素材、筆などについても教えて下さいました。
色合いを出すのもほとんどが自然の天然素材から作られている
とのこと、日本画の色は帆立貝の貝殻を粉砕して作られているそうで、
なので、同じ白でも柔らかい淡い色合いが出るそうです。

お雛様や御内裏様の顔が、この素材で塗られているんだそうです。

また、作品に当てる照明によっても作品の活き方が違うこと。
榊山さんの作品は、作品を入れる器、背景、全てへのこだわりが
伝わってきました。

手塩にかけて大事に作り上げてきたからこそのこだわり、

一つの作品をどれだけの月日をかけて作られてきたのだろうと
思いながら、一つひとつの作品を見せて頂きました。

そして、榊山さんがご自分の分身ともおっしゃっていた
「ファンシーちゃん」というキャラクターがとってもかわいらしい
こと。見ているとなんだか心が軽くなるような感じでした^^
(ポストカードを購入しそびれてしまいました><)

行く前は、「見えない田川と日本画展?」とちょっとは思いましたが、
やっぱり一緒に楽しみたいな~と思って誘ってみました。

田川も「とても面白かった~!行ってよかった!」と
話していました。

日本画の概念を覆し、その可能性や夢が広がるような
神秘的な時間でした。

この日本画展は2月16日まで開催されているそうです♪

榊山敬代日本画展 – St. Valentine -
2013年2月1日(金)-2月16日(土) 11:00-18:00
セルリアンタワー東急ホテルロビー階

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