このページは、山口県下関市のよさこいチーム「馬関奇兵隊」より、
2015年1月14日に下関市へ発表されたプレスリリースです。
これに伴い、田川ヒロアキからも順次このページへの情報アップをしてまいります。
以下、馬関奇兵隊からのプレスリリース内容です。



プレスリリース   馬関奇兵隊、所有する楽曲の使用を開放
地域の観光素材のひとつとして、多方面での活用を期待!


下関のよさこい団体「馬関奇兵隊」は、所有する楽曲5曲の使用を、誰もが自由に使えるように開放する。
「やまぐち幕末ISHIN祭」をはじめ、2018年の「明治維新150年」にむけて、官民をあげた観光キャンペーンが展開される中、馬関奇兵隊の所有する、幕末・長州・高杉晋作などをテーマにした楽曲を開放することで、
地域の観光素材のひとつとして、活用してもらうことが目的。 4月に披露予定の新曲「維新の言霊」も、踊りの披露に先駆けて、楽曲を開放する。

 ■「名曲を眠らせておくのはもったいない」
・  馬関奇兵隊は、幕末長州や、歴史の千年舞台・下関をテーマに楽曲を製作してきた。高杉晋作、源平、関門海峡などの素材を歌詞や曲に入れて、「しものせき観光キャンペーン」や各種コンベンションのアトラクション等で演舞を披露。山口県や下関を感じられる「曲」も高い評価をいただいてきた。
・  馬関奇兵隊の楽曲は、下関出身のギタリスト「田川ヒロアキ」が作曲をしてきた。耳に残る印象的なフレーズは、踊り抜きの「音楽」としても大変聴き応えがある。活動が14年目に入り、所有する楽曲も増えた中で、 「これらの楽曲をまとめて開放することで、山口県の観光のコンテンツとしてお役に立てるのではないか?何より名曲をこのまま眠らせておくのはもったいない」 と、著作権をもつ田川ヒロアキ氏と所有権をもつ馬関奇兵隊が協議の上、これらの曲を無償で開放することとした。
・  新曲「維新の言霊」は、晋作や龍馬をテーマに完成したばかりの楽曲。大河ドラマ「花燃ゆ」などで、山口県の観光に追い風が吹いている中で、新曲も出し惜しみせずに今回公開することが決定。よさこいチームが、踊りの披露の前に、曲だけ世にだすことはめずらしい。

 ■楽曲使用の範囲について
・  観光関連の施設や店舗での再生、各種イベントでの活用や、BGMとして、「非営利目的での使用」に限り、自由に使用できる。
・  楽曲の所有は馬関奇兵隊、著作権は田川ヒロアキに帰属する旨のクレジットを表示すれば、複製・再配布も可能。

■新曲「維新の言霊」の紹介(歌詞は、別添CDのジャケットに記載)
・  幕末に歌われた山口県民謡「男なら」からはじまり、曲中には晋作が歌った「聞いておそろし 見ていやらしい 添うてうれしい奇兵隊」という都都逸が入っている。「 見た目や聞こえは良くないが、いざという時には頼りになる奇兵隊」という宣伝を、三味線を弾きながら晋作がうたっていたとされる曲。
・  続いて、 坂本龍馬が下関で唄った歌詞「恋は思案の・・・」が、現代によみがえる 龍馬がお龍と下関の伊藤邸に住んでいた頃、稲荷町で朝帰りしてお龍が激怒した際に、龍馬が即興で唄った「俚謡(りよう)」を歌詞に使った。この俚謡は長府博物館に残っているが、どんな節回しで唄われていたのかは残っていないため、龍馬がお龍の機嫌をとろうと茶化す雰囲気を、軽快な和のメロディーで創作している。
・  最後は晋作の辞世の句「おもしろき こともなきよを おもしろく」で、明るく勢いよく終わる


リ   作曲・アレンジ・演奏・レコーディングは、下関市出身の、盲目の天才ギタリスト田川ヒロアキ氏(山口県ふるさと大使)が手がけた。現在東京で活躍中。幼少の頃、琴を演奏していた経験から、和の音階や音使いにも非凡な才能を見せる。曲中の都都逸の三味線の部分は、同氏が中国琵琶を演奏しており、和の世界観からハードなギターサウンドまでが一曲に詰め込まれた秀作が完成した。

リ   歌い手は、民謡歌手・清野明子氏。静岡県の「ちゃっきり節」全国大会で日本一他、神奈川県の「箱根馬子唄」、秋田県では「秋田船方節」「本荘追分」の全国大会での優勝など数多くのタイトルを所持。日本民謡協会主催の日本一を決める民謡大会での優勝(内閣総理大臣杯獲得)など、日本を代表する民謡歌手の一人で、テレビ・ラジオ等の民謡番組にも多数出演。すばらしい歌声で、県民謡「男なら」や、晋作の都都逸、龍馬の俚謡を歌い上げている。

 



■収録曲について
・  馬関奇兵隊の楽曲5曲と、ボーナストラックとして、田川ヒロアキ氏が下関の子供たちに2012年にプレゼントした楽曲「好きっちゃ好きなほ!下関」を入れた全6曲を、CDにして今回開放。

曲 名

種別

概  要

維新の言霊(いしんのことだま) 《2015年》

歌モノ

県民謡「男なら」、晋作の都都逸、龍馬が下関で歌った俚謡等
馬関の鼓動(ばかんのこどう) 《2011年》

歌モノ

晋作の都都逸二編を軸に、晋作をテーマに製作
瞬風の轟(しゅんぷうのとどろき) 《2007年》

歌モノ

源平壇ノ浦の戦い、高杉晋作、関門海峡をテーマに製作
馬関時代絵巻(ばかんじだいえまき) 《2005年》

インスト

歴史の千年舞台「下関」をテーマに製作。曲中に平家音頭
馬関の疾風(ばかんのかぜ) 《2003年》

インスト

下関をテーマに製作。平家音頭と、漁港節
ボーナストラック
好きっちゃ好きなほ!下関 《2012年》

歌モノ

歴史、海峡、景勝地、食など、下関の宝物をギュっと詰め込んだ楽曲。田川ヒロアキが下関のこどもたちへ送ったプレゼントソング。歌は、下関少年少女合唱隊、下関平家踊り保存会などが製作に協力。
〜D所有権は馬関奇兵隊に、著作権は田川ヒロアキに帰属。Eは著作権・所有件とも田川ヒロアキ
CDジャケット CDジャケット
■問い合わせ・文責  濱崎康一(馬関奇兵隊)
馬関奇兵隊オフィシャルfacebookページ


※1/14に開催された、三団体合同総会で、観光やイベント関連の諸団体にCDを配布しました
※本CDは、販売はいたしておりません。
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