ギタリスト田川ヒロアキのブログ。ロックギター人生爆走中!
ここのブログでは時々書いていますが、「点字ディスプレイ」というデバイスがあります。
皆さんがPCやスマホの文字を目で読むように、点字表示したのを指で読みます。
国内に数社あります。
PCやスマホを音声で読み上げてくれるアプリを長く使っています。
文字の声変換は便利なんですが、私は耳の負担を感じる時もあって、
点字でも読めるようにしたいと思いはじめました。
以来、ブレイルセンスという点字デバイスを愛用するようになって、
文書や情報、メッセージ送受信、投稿、ウェブ閲覧などに活躍してくれています。
ライブの構成や講演台本にも必須アイテム。
文字を「聞く」と「読む」との脳内処理の違いを感じ、
しばらく点字離れをしていましたが、文字が読めるって良いなーと思う近年。
といって、そんなに速くは読めないんですが(笑)。
しかし、さらに点字デバイスで、仕事や日常を円滑にしたいと思うようになり、
「ブレイルメモスマートAir16」という点字デバイスを買いました。
一番の理由は、点字楽譜が使えること!
書くと、その音譜が再生してくれることに強く惹かれました!
他にも、興味深い機能も多数で、一気に購入の気持ちが傾きました。
2018年に初めてブレイルメモの体験会に行った時が、私にとっての「初の点字ディスプレイ」で、
それまで点字デバイスに関しては浦島だったので、この時、
カーソルを送ると、次々に点字が入れ替わることに、猛烈に感動した衝撃を
今でもよく憶えています。
なので、ブレイルメモにも思いがありました。
2台それぞれの良さと用途があるので、これからのことが楽しみに。
今日、念願の「ブレイルメモ」が届いて喜んでいます!
ブレイルセンスが届いた時もそうだったなーと。
今は、この土曜の下関凱旋コンサートに向けての準備の日々なので、
それが終わったら少しずつ慣れて、日常に取り入れていこうと思っています。
7月5日「下関ドリームシップ」での凱旋コンサートの情報が掲載されました。
・6月3日号「情報フォーラム」
・6月10日号「列島トピックス」
「点字毎日」は、創刊100年を超える点字新聞。
点字の冊子をはじめ、活字版、CD(daisy、点字データ)、メール(点字データ)などで、全国共通で発行されています。
私も今回を機に遅ればせながら読んでみましたが、
毎日新聞本編の記事点訳というのではなく、
点字毎日独自の様々な話題が掲載されていて読み応えを感じました。
メールでの点字データ購読は点字ディスプレイで読めるようですが、
私が使用しているブレイルセンスでは現在は未対応なので、
さらに、近年、フィジカルからデジタルシフトにしているので、
いずれ点字データで読めるようになると良いなと思い、
希望を出させていただきました。
しかし100年以上とは凄い。
ラジオの歴史より少し前の大正時代なんですね。
当時の点字新聞を読んでみたいものです。
ショッピングセンターまで足を延ばして買い出し散歩。
土曜のライブに向けた品々を揃えるべく。
一通り選んだ美瑞穂が突然、
「あっ、お財布忘れちゃった。」
「はい、帰ろう。」
近所ではないのでまた明日来ることに。
初めてのことではないので驚かない。
自宅ではいつも机に向かって一生懸命仕事したり、キッチンで料理したりしてくれているので、まぁこのぐらいは。
帰り道、
み 「まぁ運動になったということで。」
た 「それ、俺の台詞。」
み 「あそっかー(笑)」
しばらく歩くうちに歌いはじめる美瑞穂。
私もそんな風になりたい。(笑)
ルールルルルッルー。
ここ東京、4月並みの気温になったり、この前は雪がちらついたりの急な気候変動。
冬と春の競争、もうすぐ春の勝利。
ここのところ、いくつか控えているクローズのイベントの準備やリハーサル、
抱えている曲宿題のアイデアを蓄積したり作ったり。
美瑞穂も、いつものように大量の事務仕事や、今後の企画打合せで、
キッチンと仕事場の往復
現場へ行けば人との縁、音の調和、チームで作り上げる一体感。
色々刺激的で楽しい毎日。
日々の苦闘もいっぱいあるけど、それも、選んだ歩みの途中の一つ。
それも楽しいじゃないのー。 ←と、無理やり言い聞かしている生みの苦しみ中。(笑)
世間は卒業シーズン。
思い出すに、学生の頃、卒業式や最後のホームルームに私を追っかけていたカメラクルーもいて、周囲もソワソワしていたことをよく憶えています。
学校のゲートから旅立つ時、右も左も分からずに出発した音楽街道。
その時の自分に今を見せてやりたい。
この数十年先の自分も、もっとそう思っているな、きっと。
さて、今日も頑張っていきますかー!
────────────────────
◆3/29(土)【田川ヒロアキ『Tagawa Station』🎸】@東京高田馬場 音楽室DX
https://fretpiano.com/hiechan/staff/blog/diary.cgi?no=3492
◆6/7(土) 【田川ヒロアキ Music Traveling 2025】
東京都港区「レストランピアシス芝浦」
メンバー: そうる透 寺沢功一 石黒彰
https://fretpiano.com/live/bdl/
◆7/5(土) 【田川ヒロアキ 下関凱旋コンサート】
山口県下関市『ドリームシップ 生涯学習プラザ』
https://fretpiano.com/hiechan/page/diary/memorepo.cgi?no=3846
先日、山口県での学校講演遠征のため、小野田駅で下車。
私は白杖、美瑞穂はスーツケース。
すると、ササっとスーツケースを持ってくれた男子。
長い階段から駅の外まで。
私達はお礼を言いながら、どこの高校?と。
さわやかに「サビエルです。」
昔、点字の交流会で訪問したことがあったような?
素敵な気遣いに旅の疲れが吹っ飛びました。
ありがとう!
白杖を持って多機能トイレの前。
まだ開かないなーと。
しばらくすると、いつの間に開いていたことを確認。
多くの多機能トイレはドアの音が静かで
ざわついた場所では判りづらい。
美瑞穂といる時は教えてもらえますが、
一人の場合、開いた判断は、ドアへ反射するざわつき音の有無。
時には、通りすがりの方が「開いてますよ」と教えてくれることも。
この状況はよくありますが、前の方は「どうぞ」と一言声をかけて欲しいなと…
実家にて作曲宿題をコツコツ。
中学まで住んでいた家。
幼児期に買ってもらったピアノを弾きながら、
若干見えていた薄い記憶と、
家中に描かれている出来事を思い返し、
ここで音楽を身に着けはじめて、夢を膨らませてきたんだなーと、
原点と現在を思うと、また頑張ろうとの気持ちに。
このピアノ、数十年にして円熟した深みのある響きに。
良い曲ができるといいなー。
一方、美瑞穂は、連日、書類作成や各所とのやり取り続きをコツコツ。
楽しんでいただけそうな今後の企画が盛りだくさん。
そして、両親と4人での団らんも盛り上がる連日。
いつもながら、リピート再生のように聞く昔話も健在。
父は10年前に、母わ昨年に大病したものの、二人ともすっかり元気。
医療関係の方々に感謝。
今も可能な範囲でライブに来て楽しんでいます。
先日は、両親の結婚記念に、美瑞穂がお花、ケーキ、手料理を準備してくれました。
和風スープパスタ、かぼちゃとアボガドのチーズ焼き。
みんなで美味しく食べながらの良い時間でした。
そんな様子を、両家の両親同志がLineしながら盛り上がっています。
【下関から東京へ🚅】スタッフブログ
ヘアーメンテナンスに久々にお邪魔。
相模湖の子どもたちにステージの機会をと
『ミュージックパーク』を立ち上げた誠司さんのお店『HAIR WORKS INOUE』
他界して7年だけど、奥さまやご家族の皆さんと
思い出話で盛り上がったり、
学生の時のエピソードを聞いたりと楽しい時間。
帰り際、誠司さんにお参り。
ドラムスティックや愛用品やレモンサワーなどに囲まれていました。
私や仲間たちの写真もあったとか。
お線香を忘れて話しかけていたので仕切り直しでもう一回。
誠司さんも笑ってるでしょう。
初めて会った時はちっちゃかった子どもたちも大きくなり、進路などの話を聞いていると、
とても明るい未来的な気持ちを感じてグッときてしまいました。
美瑞穂と『行けてよかったね!』と帰路へ。
髪もすっきりで気分リフレッシュ。
これで18日の南青山でのソロライブも良いコンディションに!
色々な形で、私達への沢山のあけましてメッセージ、ありがとうございます。
一つ一つ二人で読ませていただいています。
今年も続く皆さんとの縁を楽しみにしています。
さて、私達は、美瑞穂の実家、宮城県で年越しを過ごしました。
郷土の手料理、方言、空気、雰囲気に、思いっきり浸かってのリフレッシュ。
用意してもらっている私のレコーディングルームから毎朝ベランダに出るのが日課で、
朝は1℃前後だったりと、西日本育ちにはなかなかの極寒だけど(笑)、
つくづく空気が澄んでいる穏やかな場所だなーと新たなアイデアへと。
日中は陽射しが温室のように入ってくる部屋。
ここでギターを弾いていたり。
そして、お義父母さんと4人の団欒は毎日大盛り上がり。
両家とも、ずっとこういう時間が永続して欲しいものです。
お義母さんの雑煮は、鶏だし、鶏肉、高野豆腐、大根、ネギ、セリ、ニンジン、お餅。
これで1食いけるほどのボリュームで美味しい。
こちらの餅は角餅。
下関では丸餅。 東西で違うんですよねー。
さらに、「餡餅(あずき餅)」も元旦からいただきました。
下関の実家では、善哉として鏡開きの後でした。
また、こちらでのお餅で私が好物なのは「クルミ餅」。
お餅に、甘く香ばしく仕立てたクルミのクリームをかける。
調べると、大阪のクルミ餅とは異なるようですね。
東北名物の「ずんだ餅」も絶品。
10数年前に初めて訪れた時から、地域の食文化の違いは面白いなーと。
そして、とうほぐべんは難しい。(笑)
それを全部理解している美瑞穂。
私が真似ても似ても似つかず笑いの渦。
そんな中、感動する話も。
美瑞穂の前職、テレビ局に就職する前のこと。
全国各地へ足を運び、試験を受け、しかし、思うようにいかない日々が続き、
また各地へ。
それを義父母さんがずっと支援協力し続ける。
そして、やーっと決まった時、それを家族で喜び合って、空港へ娘を送りに行く。
その後ろ姿の背筋が、まっすぐピーンとしていて、
ニコニコ振り返ったのが印象的と義父母さん談。
本人のひたむきな頑張り、両親の熱意、そんな思いを感じて
聞いていて、とてもグッとくるものがありました。
状況は違えど、自分の両親にも重なるところがあるので、親の思いは計り知れないなーと。
そして、頑張ったら、必ず結果に結びつく。
そんなことをつくづく通関します。
実は私も最近、音楽に直結する、とある勉強を始めました。
(新たな楽器ではないのですが。)
知らなかったことが分かるようになったり、できなかったことができるようになるのは
ちょっとでも達成感になるものだなーと。
アウトプット以上にインプットに心がけたいと刻苦勉励。
これが何になるかは分からないけど、音楽を高めるファクターになると信じて。
そして、この三が日で美瑞穂と今年の目標を立てて、ますます頑張る勢い!
二人で目指す夢はまだまだ入口。
今年も、楽しく面白くなりそう!