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パラリンピック開会式のデコトラで共演した運転手の『武藤将胤』さん。

今日は、武藤将胤』(まさたね)さんの事を書きます。
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現在、難病ALSで身体を動かすことができないどころか、
凄まじい気力、行動力、多才なアイデアを駆使して、
会社経営、プロデュース、クリエイター、研究開発などを次々にこなし、
私では考えつかない様々なことを実現している方です。

その一つ、武藤さんはリアルでの発声が出来ない代わりに、
過去に録音していたご本人の声をサンプリングし、
PCの文字に視線入力をして再生することで会話をしています。

また、身体は動かせなくても、分身ロボットで仕事をしたり、
メタバース(インターネット上の3次元仮想空間)で
自由自在に動き回って身体拡張をしているそうです。

SFの世界のような想像絶することを成し遂げていて、
難病で不自由になったことが、一般では考えつかないような新たな自由と可能性を生み出し、
サポートされる周囲の方々とチャレンジし続ける意欲に感動を覚え、
人の可能性は無限であることと、未来への希望を感じます。

2023年、武藤さん経営の『WITH ALS』主催による『MOVE FES.』というイベントが行われます。
六本木EX THEATERのリアル会場、オンライン配信、メタバース会場でのハイブリッド開催です。
そこに、私の出演も決定致しました!

まだ私もイメージ出来ていない未知のエンタテイメントショーが繰り広げられるようなので非常に楽しみです。

6月18日は、昨年のパラリンピックの2カ月前、
新国立競技場で初めて武藤さんや川崎さんとお会いした日でした。
縁を感じます。

昨年から、視線入力での作曲も始めた武藤さん。
私への共作とギタープレイのリクエストがあり、
趣旨に賛同し、参加を決めました。
イベントの為に立ち上げているクラウドファンディングに応援メッセージを送りました。

布袋さん、川崎さん、アヤコノちゃんを乗せた、あのデコトラを運転してくれた武藤さん。
是非皆さんも応援して下さい。

https://camp-fire.jp/projects/637994/activities/437091

ALSといえば、ギタリスト、Jason Beckerが患ったことで私も知るきっかけになりました。
Jasonは私のフェイバリットギタリストの一人。
1990年、Van HalenのDavid Lee Roth「A Little Ain't Enough」のレコーディング中の発症。
当時から好きな1枚だけにショッキングな出来事でした。
その後(1995年)、Jasonのソロアルバム「Perspective 〜永遠の情景〜」に感動したのを今でも憶えています。

窮地を救ったMichael Lee Firkinsのようにはいきませんが、
私も、武藤さんが描くギターのお手伝いをしたいと思っています。

それにしても、ラインのやりとりをしていて思いますが、
視線入力の武藤さん、点字の私、
なんだか面白い文字のコミュニケーションだなーと。(笑)

武藤さん、誘ってくれて、ありがとうございます!
一緒に最高の作品を作りましょう!!