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弾いてきました!代々木公園でのオリンピック・パラリンピックイベント「スポーツ・オブ・ハート 2018」

(写真撮影は、みつさんこと佐々木光仁さん)
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2020年の東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げる行事。
今年で4年目の出演となりました。

開幕セレモニーには、私のアレンジ「Seascape」と「君が代」を組曲とした、
「スポーツ・オブ・ハート スペシャルミックス」が定番に。

大鼓(おおつづみ)奏者の大倉正之助先生、
三味線の匹田大智さん、KIJUさん、中原正人さんと共に、
門田頼枚さんの演出の元、今年のオープニングセレモニーを務めさせていただきました。

10月にしてはやや寒い代々木公園。
昨年は雨でしたが、今年は、かすかでも陽の温かみを捜してしまうような曇り空でした。

早朝のリハーサルを終え、11時30分、
5名の演者が舞台へ登場。

敢えて司会や演者の言葉は入れず、冒頭は3名の三味線で火蓋を切る。
匹田さんの「ウーッ!」の掛け声でジャガジャンッ!

1分ほどの三味線パフォーマンス、これが見事なユニゾン(同時に奏でる旋律)になっていて、
途中、高い音と低い音のオクターブに振り分けられたりと、
代々木公園へ厚みと迫力が鳴り響いていました。
このユニゾンは本当に素晴らしくて、舞台上で感動してしまいました!

続いて、大倉先生の大鼓へ移る。
「いよーーーーーーーーーーーっ!」と、溜めに溜めて、
鼓で「ポンッ」
心身をぴしっと静粛して聴いてしまうほどの、伝統ある能楽の厳粛な調べが、
まるで世界中へ遠く、遠く鳴り響き渡っているようでした。

続いて私のギターによる「Seascape」→「君が代」。
三味線や鼓に比べれば歴史は浅いロックギターですが、
その中で私が「Seascape」で描く海の絵。
地球が出来た頃からずっとある、どこまでも広く広がる海に思いを馳せて。

次に展開していく「君が代」。
海から浜辺を思い浮かべ。
私はこの原詩を、現代でいう「ラブソング」だと解釈しています。
遠い昔の日本、お祝いの席で歌われたとされるこの歌。
2年後にやってくるオリンピック・パラリンピックをお祝いする気持ちで。

続いて、大鼓/三味線/ギターとが絡み合うパートへと移る。
最後は全員でフィニッシュ!
ジャンルを超えたハーモニーと、ハンディキャップの有無問わずという
イベント趣旨とが、絶妙にリンクする瞬間!

会場からは、今年もあちこちから拍手が降り注ぎました。
ここで初めて司会者さんからのご紹介。

時間にしては5分前後ではありますが、ここに、とてつもない深い意味を持ち、
この開幕で行事を成功させようと多くの方々の思いと尽力が結集し、
今年も無事に、大役を務めさせていただきました。

ご覧下さった皆さん、サポートいただいた皆さん、ありがとうございました。

Photo by 佐々木光仁さん

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