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9月の大分「Sports of Heart」の準備をしながら

まずは前置きから。
前にも書いた、久米宏さんのラジオが好きで時々聞いています。
特に、ニュースステーションの最終回の発言以降共感するようになったこともあって。
思わず賛同する事、そうではない事、様々な事を考えさせられ、久米さんの発言から得る事が多くてラジオをついつい聞いています。

オリンピックに反対されているのは有名な話で、日刊ゲンダイの記事にもなるほど。
注釈ですが、上記の話には、それはそうだ!とうなづきながらも、
私は、決まったからには開催を楽しみたい側です!

すると、日刊ゲンダイの記事を受け、競技大会組織委員会から久米さんへ反論の手紙が届いたとラジオで紹介。
内容は主に、開催時期について。

久米さんは、わざわざ日本の酷暑時期でなくても、選手の事を考慮し、1964年のように10月10日にすべきだと主張。
すると、手紙には、招致の段階で、2020年7月15日から8月31日の機関から選択するものと定められていたと紹介。
「つまり、アスリートのコンディションより、招致が目的と言っている」と久米さん。

さらに続き、2020年の閉会式は8月9日、原爆の日。
「これが、やがては無かったことにしたいのではないかと勘ぐってしまう」と発言。

ここから本題で、閉会式と原爆の日が同じだと気付いて私が思った事。

見事に一致した日にち、それが偶然でも、そうでなくても、
日本が受けた悲しい出来事を、二度と繰り返さないために、東京五輪を通じて、
世界へ向けて、共に考えてもらう機会になって欲しいと、
それが、被爆国である日本の役目なのではと、願いも込めて感じました。

近年、私は、オリンピック、パラリンピックのカウントダウン行事に出演させて頂く機会が増えてきたので、特に考えるようになりました。
この9月9日は大分、10月には東京が決定しています。

ちょうど今、その時に演奏するアレンジの大詰め。
そんな中で、微力ながら、自分がギターと曲を通じて何が出来るか考えています。
「人々と思いを共有して、平穏な毎日を願いながら、一緒に活力ある明日を作れたら!」と。

先が不安になるような最近の情勢の中、、
久米さんが発した言葉から、そんな考えをより強く持つ事が出来ました。

そして、大分のSports Of Haert、演出家の門田さんのイメージから、良い形で膨らませるようなアレンジが完成するよう頑張っとります。

と、こう書いてたら何か浮かんでくるような気が?
や、ブログを書くということは作業も停まるということで?
あれ?あれ?あれ〜?(笑)

 2016年10月、国立代々木第一体育館で行われた『Sports Of Heart』のオープニングセレモニーの模様。


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