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触地図(追記あり)

片づけをしていたら、おそらく小1〜2の頃に母が作ってくれた「触地図」が出てきました。
ダンボールを下地に、道は太いタコ糸、建物は小さく切ったダンボール、それぞれの場所の名前を点字で貼っています。
母は当時、点字の読み書きも勉強していました。
パッチワークが好きなことからのアイデアなのかな。
なんとかして私に把握出来るようにと試行錯誤していたのを憶えています。
これを頼りに様々な場所をイメージしていて、このことから、今の私の脳内地図の基本となっています。
夢中で触読してたな〜。これは取っておこう。
両親に見せたら懐かしそうにしてました。
初めて見る美瑞穂も興味津々で、写真を撮ってもらいました。
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道路を意味するタコ糸を辿りながら、歩くシミレーションをよくしていたものです。
こういうので思い出すのは、幼稚園の時、私が想像しやすいように、紙粘土でアニメのキャラクターを作ってくれたことがありました。
ハイジやおじいさん、ペーターとか作ってくれたのを今でも憶えてます。(笑)

母は娘の頃から洋裁や園芸をしていたらしくて、こういうことの工夫も楽しんでやってたように子供心ながら感じてました。
よく「障碍を乗り越えて」って言葉がありますが、私がそれを人生一度も感じずに、「みんなから言われる乗り越えるってなんだ?」って、ごく普通の事として毎日過ごせるようになっているのも、こういうところからきているような気がします。