ギタリスト田川ヒロアキのブログ。ロックギター人生爆走中!
やっと書ける状況になりましたので今回までのエピソードを書きます。
皆さんに知ってもらいたいのと、自身の記録として。
今思い出しても、ここまでの流れは心身が熱くなる思いです。
2013年9月、日本での招致が決定した頃から、
「オリパラでの世界舞台に立って大勢の方々と歓喜したい!」
との夢を美瑞穂と持つようになりました。
周囲からもそう言ってもらえるようになりました。
しかし、当時は目指し方も分からず、大それ過ぎて縁遠いと思っていました。
そんな中、夢を発するうちに、そこへ向けての様々な方とのご縁が出来てきました。
サーキットでの国歌独奏、
毎年となった代々木体育館・代々木公園での『Sports Of Heart』、
クラウドファンディングを通じてのご支援からロサンジェルスで生まれた『Sky』、
Tokyo パラリンピック1年前イベント『Tokyo Tokyo Festival』…
特に、曲さえあればPR周りが出来ると渡米させてもらえた事は本当に良かったです。
帰国後も、様々なご紹介でしかるべき場所へ二人で多数足を運びました。
Skyの音源と動画を持って周ると良いリアクションを頂けたり、
各所の担当の方と美瑞穂とで連日打合せを重ねたり、
日々の音楽活動の合間を縫って、考えられる精一杯の事に尽くしてきました。
ですが、時には、反応も手厳しかったり、
目指してる人はいっぱいいるんですよねーと返されたりと、
厚い壁と高い敷居を感じ、
この先どうしようと二人で頭を抱えたこともありました。
でも、こんなのは通過点と振り切ってすぐに次を捜して足を運ぶ、
その繰り返しの日々でした。
そんなある日、山口県での聖火リレーでの演奏のお話を頂きました。
しかも、そこで『Sky』を演奏させてもらえる事になり、
これはファンディングの方々にも良いご報告が出来ると喜びました。
同時期、パラリンピックの開閉会式のキャストオーディションの情報が!
これだと思い、資料や動画作りなど、二人で綿密な準備を重ねて重ねて応募しました。
すると、なんと!一次審査を通過しましたとのお知らせが!
そして、次の面接での審査へと進めました!
面接時にはギターとアンプを持参して演奏しました!
しかし、結果を待つ日程の中、思いもよらない事態が待ち受けていました。
世の中がコロナ禍になってしまったことです。
その影響で、オリパラが延期となってしまい、
審査も、活動も、聖火リレーも一時停止。
やきもきしながら1年が経ち、今年に入っても開催の足音が聞こえてこず、
これは出演の有無以前の問題だと本気で諦めかけていました。
その間に起こるいろんなトラブルなどもニュースになったりと、
現場はきっと大変だったと思います。
しかし、諦めかけていたこの春に突然届いた1通のメール!
その内容とは?
次回に続く。