先日は西武台千葉中学校の合唱コンクールで、審査員と演奏で呼んで頂きました。
田川が10年以上前に作った平和の風(作詞:三木あずさ 作曲:田川ヒロアキ)が課題曲に。
実は、これは田川本人には当日のサプライズということだったのですが、会場に到着すると、生徒さん達がリハーサルで「平和の風」を歌われているのが丸聴こえというハプニング(笑)
田川は「平和の風で出迎えられているよう(笑)」と話していました。
生徒さんの歌声は、本番の楽しみにしようと、なるべく聴かないようにしながら、いよいよコンクールの幕開け。
1学年3クラスづつ、合計9クラスの合唱(課題曲と自由曲)を聴かせて頂きました。
もう、なんと言っていいのか。。。。
歌女子パートの透き通るような歌声に、それをしっかりと支えるような力強い男子の歌声。
会場を包み込むような生徒さん達の「平和の風」に何度も涙ぐんでしまいました(;;)
クラスによって、テンポやアレンジも違っていて、9クラスのそれぞれのハーモニーを聴かせて頂きました。
歌、指揮者、伴走者、皆さん本当に素敵でした⭐︎
この「平和の風」を指導されたのは講師で声楽家の薄井彰子さん。
課題曲になったエピソードは、ファンの方でシンガーソングライターをされている吉田智子さんが、ご自身の歌のレッスンの時に「平和の風」を歌われたそうで、それを聴いた薄井さんが大変感激され、「この歌を歌いたい!」と。
世界各地を周られる中で、ご自身のNadeshiko という声楽グループで、イタリアの大聖堂で歌って下さったのです。
その後、日本での公演でも歌い続けて下さっている中、薄井さんが指導されている西武台千葉中学校でも「平和の風」を!ということで課題曲が決定したそうです。
人から人へと優しい風のように繋がっていった「平和の風」。
今こうして、様々な所で歌い繋がれて行っていることをとても嬉しく思います。
西武台千葉中学校の皆さん、素敵なハーモニーをありがとうございました!