東日本大震災から10年。
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りすると共に、
今も不自由な生活をされている方々が、
1日も早く平穏な生活に戻れますように。
震災以降、毎年東北に復興支援に行かれている、
小田原のシンガーぱんちょマンさんと、
府川さんにお声掛け頂き、
2年前に初めて被災地の宮城の港町、
「閖上(ゆりあげ)」の夏祭りに
お邪魔させて頂きました。
津波で700人以上がご遺体で見つかったという
この地区は、当時、辺り一面がさら地となり、
家々の土台だけがむき出しに残っていたそうです。
長い年月をかけて復興に向かい、
今後、津波が来ても大丈夫なようにと、
地面を3m以上かさ上げして、
家や新たな避難所を再建されたそうです。
当時のニュースで見た光景とは
想像がつかない程、
綺麗に整備された街になっていました。
この日は各地からミュージシャンも来られ、
屋台も出店し、そこに地元の皆さんが
沢山集まりました。
想像を絶する様々なことを
乗り越えられてきた方々の、
笑顔や笑い声が今も忘れられません。
宮城出身の私としても、
特別な思いでした。
3月11日、田川と様々な思いを話しながら、
微力ながらも何が出来るかを考えて、
改めて1日1日を大事にして行きたいと思いました。