今年1年も多くの方々に支えて頂きまして、
本当にありがとうございました。

なかなか振り返る事が出来ていませんでしたが、
自分の忘備録の為にも書き留めておきたいなと
思いました。

長文ですが良かったらお付き合い下さい😊

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パラリンピック開会式で演奏させて頂く事が
正式に決まってから、
ずっとずっと本番を想像しては胸が熱くなる日々でした。

準備期間の4ヶ月間の様子は、
リアルタイムでは
お伝えすることが出来ませんでしたが、
田川と一緒に様々な打ち合わせ、
布袋寅泰さんとの初対面、
ギターの川崎昭仁さん、
ベースアヤコノさんとの出会い、

音合わせ、衣装の採寸、
デコトラで安全に演奏するための支柱の高さ、
幅、形、足元の念入りな確認等に
立ち会わせて頂いたりの日々でした。

そして、最後の1週間は本当に夢のような日々でした。

国立競技場で、本番と同じ時間に合わせての
深夜までのリハーサル、

キャスト、スタッフの皆さん、
関わっている皆さんの熱いエネルギー、
温かさ、そこに関わらせて頂けてることが、
すごく嬉しかったです。

本番二日前、そこに携わられる千人を超える人達が、
国立競技場のフィールドに集まり、
主要な方々のご挨拶を聞いた時、
希望と感謝の声、
言葉一つ一つの重みが心に響き
ウルウルしてしまいました。

こんなに大勢の人達がいて、
一つになれるなんて、
本当に凄いチームだと思いました。

布袋寅泰さん率いるデコロックバンド、
田川は、布袋さんが書き下ろされた「TSUBASA」「HIKARI」を
本番までに数えきれないぐらい聴いては、
気持ちを上げて、シミレーションしていました。

最高にカッコいい曲で、
最高にカッコイイ衣装を身にまとい、
主人公の片翼のSOYOKAちゃんを中心に、
バンドメンバーの皆さん、
キャストの皆さんとの共演。
これが世界に発信されるんだって！！！

そしてついに本番、
いつもはデコトラに乗る田川を見送った後、
私はワクワクしながら一緒にフィールドまで追いかけていって見ていましたが、

当日の本番前、
田川をデコトラのステージに誘導し、
デコトラの若冲の絵が描かれたふすまが閉じられて、
いよいよ出発！

スタッフの方々のGoサインのかけ声によって、
フィールドに運ばれるデコトラを見送った後、
涙が溢れ出てきました。

一緒にステージに居るような気持ちで
本番を見届けました。

こんなに素敵な開会式に出演させて頂けて、
人生最大に幸せな夏でした。

2013年に東京でのオリンピック、
パラリンピック招致が決まり、
そこから、色々な方のご協力、
ご縁、応援を頂きながら
田川と夢を描いて活動して来て、

そして、オーディションというチャンスで
大舞台に立つ事が出来、
沢山の皆さんと出会い、
仲間となり、絆が出来ました。

そして、オリンピック、パラリンピック競技では、
アスリートの方々から、
心が震えるような沢山の感動と希望を頂き、
「WE HAVE WINGS」の意味をここからも教えて頂きました。

感謝の言葉は言い尽くせませんが、
演出家ウォーリーさんはじめ、舞台裏には、
それに携わる沢山沢山のスタッフの方々、
ご家族、ボランティアの方々がいらっしゃいました。

本番が終わるまでシークレットだった為、
見逃してしまった方々も含め、
いつも応援して下さっている方々、
これまでの一つひとつの出会い、
導いて下さった方々、
ご一緒させて頂いた皆様、
家族、全ての方々へ心から感謝の気持ちです。

そして、ここからがまたスタートという気持ちで、
来年も音楽を通じてまた皆さんと色々な時間を
共有出来ましたら嬉しいです。
本当にありがとうございました。

録画した映像は、
いまだに画面が滲んでまだ冷静に見ることができていません（笑）
その私の様子を、隣で田川が笑ってます（笑）

8/24パラリンピック開会式後、
最後に国立競技場を後にする時の写真。
川崎さんの奥様が撮影して下さいました☆