下関出身のギタリスト田川ヒロアキは、新CD「Ave Mariaアヴェマリア」(12/1発売)のリリースにあわせて、
12/22
に下関で凱旋コンサートを開催する。クリスマスシーズンの開催となることから、田川ヒロアキから、下関の子供たちへ、一足早い素敵な楽曲がプレゼントされた。
下関愛満載の歌詞に平家音頭が入った曲名は、「好きっちゃ
好きなほ!下関」。製作にあたり、下関の文化芸能に関わる様々な団体・個人がジャンルを超えて結集し、CDが完成した。
まずは、お手元のCDをお聴きください。
田川ヒロアキは山口県ではよさこいコンポーザーとしても大変有名。代表曲「男なら」は、「おいでませ!山口国体」の開会式で
760
人の踊り手が演舞し好評を博した。
親交の深い馬関奇兵隊から「下関に新しいソフトを作って欲しい!下関のこどもたちのために、総踊り曲を作って欲しい」とのリクエストを快諾し、企画が動き出した。
製作のコンセプトは「下関の子供たちが、ふるさとに誇りを感じられるように」、そして「郷土芸能平家踊りを踊れるように!」。平家踊りを取り入れた、下関のよさこい総踊り曲を、下関の新しいソフトとして製作することで概要は決定した。
作詞は、馬関奇兵隊の濱崎康一が担当。下関の歴史、まつり、食、景観、海峡等、下関が誇るたくさんの素材の中から、子供に伝えたいキーワードを集めた歌詞に、田川ヒロアキが、キャッチーで元気な曲をつけた。
この曲は、「歌いながら踊る」をテーマに作られた。子供たち、歌を覚えて踊れるようになったときには、「下関ってどんなまち?」と問われたときに、素敵な答えを返してくれるはずだ。そして、郷土芸能 平家踊りまで踊れるようになっているという「一粒で二度おいしい作り」になっている。
「平家踊りを、子供たちが踊れるように…」というプロジェクトの趣旨に、下関平家踊保存会も全面協力を表明。
楽曲中の平家踊りのパートでは、同保存会の下柴博行氏(音頭口説)が、力強い節回しで唄っている。
踊りでは、同保存会の臼井博子氏(西山連会長)が、よさこい連の合同練習日に、正しい平家踊りを実演指導するなど、郷土芸能とよさこいとのコラボも実現した。
いつかこの曲が、下関の愛唱歌となるように、
3
曲目にはカラオケを収録している。
東京と下関という離れた環境での楽曲製作を、地元ラジオ局、カモンFMがバックアップ。FMのスタジオで、平家踊りや合唱隊のボーカルレコーディングを行った。
「下関の子供たちへ、楽曲のプレゼント」という田川ヒロアキの粋な提案に、全ての協力者が無償で協力を申し出ていただき、製作コスト0円で、楽曲と踊りが完成した。
この曲の著作権は田川ヒロアキに帰属するが、「営利目的以外の使用であれば、
CD
の複製も含め、自由に使っていただきたい。下関でたくさんの応援を頂いてきた私からのささやかな御礼になれば…」というコメントが寄せられた。子供たちが平家踊りを自然に踊れるようになり、故郷下関を知り、好きになる…そんなきっかけになるように、下関の新しいソフトして大事にしたい。
12/22
の田川ヒロアキ凱旋コンサートは二部構成で開催される。
第一部は「
TAGAWA HIROAKI
YOSAKOI WORKS
」として
18
:
30
から
30
分、よさこいのステージで幕を開ける。全
5
曲の最後の演目が「好きっちゃ
好きなほ!下関」。「田川ヒロアキ
with
下関オールスターズ」で披露する。
田川ヒロアキをセンターに、下関のよさこい団体から子供を中心に約
40
名の踊り手が囲むように演舞する。
下関少年少女合唱隊はステージ後方のひな壇に並び、平家踊り保存会からは、音頭口説と囃子が参加し、ナマ歌での総踊りが実現。平家太鼓もコラボするステージは、総勢、約
100
名でのパフォーマンスとなる予定!。平家太鼓と、田川ヒロアキの共演にも注目したい。
11/18
(土)海峡メッセで開催される「第
42
回日本PTA中国ブロック研究大会 山口県しものせき大会」で、「好きっちゃ 好きなほ!下関」が先行披露される。同大会では中国
5
県を中心に
2
千名が登録しており、県内外からのお客様に、おもてなしを込めて、オープニングアクトで、初披露をする。(※
11/18
は小中高生らを中心に下関のよさこいの踊り子
30
名のみ出演。
田川ヒロアキ、平家踊保存会、下関少年少女合唱隊は出演致しません
)。
子供たちが、笑顔で元気一杯に歌いながら踊るパフォーマンスは、PTAの大会にふさわしい最高の幕開けになると確信している。
日時:
11/18
(日)
9
:
25-9
:
45 会場:海峡メッセ 1 階 展示見本市会場 1. 馬関の鼓動/ 2. 男なら/ 3. 好きっちゃ好きなほ ! 下関 |
文責:Mア康一